磯やんのうんちくコーナー
今回は春の訪れを告げる「筍」(たけのこ)についてご紹介いたします。
筍は、鮮度が命の食材で掘ってから時間が経過すると、えぐみが増して硬くなるので、なるべく早く下茹で(あく抜き)してくださいね。
ところで皆さん、筍を茹でて冷ましてから包丁を入れると、白い粉が付着していることがありますよね。
これって何だと思いますか。
白い粉の正体は、旨味成分の“チロシン”というアミノ酸なんです。
他にも脳や神経を活発にする栄養素が入っているので、洗い流さずに召し上がるのがお勧めです。
しかし、時間が経過するにつれて酸化し、えぐみとなってしまうので、やはり鮮度が命の食材です。
以上、磯やんのうんちくでした。